「生活保護費を働かない人たちに出すのはおかしい。生活保護費が膨張するのは問題だ。カットするべきだ」<br/>「精神病に罹るのは当人の意識の問題も大きいと思うし、すぐに潰れるようなやつは使い物にならない」<br/>「公園にいるホームレスは不衛生だし犯罪の温床だ。すぐにたたき出すべきだし、そこで生きる権利とか、義務も果たさないでどうこう言う『支援者』は偽善者だ」<br/><br/>◆取り立ててお粗末な輩がこういうことを口走ってるんじゃない。会社の中にいたら「さわやかで物腰の柔らかな若手営業マン」とか、「気遣いができて仕事の整理が早く、対人能力の高い総務の女性」みたいな立ち位置にいる人の口から出る台詞がこんなんだったりするんですよ。<br/><br/>そ
して、彼ら一人一人は大体育ちがよくて、気立てもいい。でも、自分たちと違う家庭、違う環境、違う境遇、違う人生を生きて育ってきた人たちがいるというこ
とを理解できていない。そして、人生とは実に流動的で、自らの力が及ばず誰かの助けを待つ状態に自分もなるかもしれないという人生の怖さもまるで想像でき
ていない。<br/><br/>言葉を厳しくして言えば、共感能力や人生に対する洞察や謙抑さに欠け、年齢のワリにはいささか幼稚であると言えるように思います。・・・これがまた、親掛かりの学生までがこういう物の見方を平然とするんだよな。<br/><br/>「キ
ミら、一体どこの誰のつもりでこんなことを言ってるんだい?」と問いただしたくなるような言葉が、するっと先輩や知人の口から出てくるわけで、たまんない
ですワ。彼らは彼らなりに過剰適応して吐いている言葉かもしれないと思ってみたところで、この不快感はそう簡単に消えるものではありません。 — <a href="http://ysik17.blog134.fc2.com/blog-entry-42.html" target="_blank">六畳日記 sometimes i feel like….</a> (via <a href="http://drhaniwa.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">drhaniwa</a>)