<p class="first">ケーブルを覆うプラスチック系被膜を、産卵管でも傷つきにくい硬さに改良したうえ、さらに被膜の最薄部の厚さを約0・4ミリに保つことで、産卵管がケーブルの心線に達しない最新型のケーブルが完成した。</p>
<p> 開発に携わったNTT情報流通基盤総合研究所アクセスサービスシステム研究所(茨城県つくば市)の主幹研究員、高見沢和俊さん(48)は「(被膜を)単純に硬くすれば当然、クマゼミも産卵が不可能になることは分かっていたが、硬くしすぎるとケーブル開通工事の作業効率が落ちるため、そのバランスが難しかった」と苦労を打ち明ける。顕微鏡で0・1ミリメートル単位の刺し傷の深さを分析する毎日だったという。</p> — <a href="http://www.sankeibiz.jp/business/news/111106/bsj1111060859001-n1.htm" target="_blank">NTT西、クマゼミに“勝った” 光ケーブル被害とめる (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)</a> (via <a href="http://aso.tumblr.com/" target="_blank">aso</a>)