<p>今、大流行とも言えるスマートフォン=スマホ。 このスマホ、 大まかに言って、日本国内ではアップルの端末「アイフォーン」( “iPhone” ) と、グーグルの基本ソフト「アンドロイド」( “Android” ) を搭載した端末の、大きく2つのグループに分けられます。</p>
<p>その2つの源流を20年ほど前までさかのぼって考えてみると、日米欧の主要企業がこぞって資本参加したアメリカ・シリコンバレーの小さな会社に行き着きます。</p>
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今では、手のひらサイズの機器(または、腕時計サイズ?)で瞬時に情報をやり取りできる情報化社会を迎えていますが、その陰には、栄光と挫折の数奇な運命をたどったアメリカのベンチャー企業がありました。</p>
<p>今から20年近く前、私は電機業界の取材をしていました。その中で「今、シリコンバレーで話題になっている会社があるよ」と聞いたのが、「ジェネラルマジック」(General Magic) という会社との出会いです。</p>
<p>ジェネラルマジックは、1990年5月、当時の「アップルコンピュータ」から分離して発足、中心メンバーは、アップルのパソコン「マッキントッシュ」の基本ソフトなどの開発に当たったビル・アトキンソン、アンディ・ハーツフェルドの2人で、日本の電機・パソコン業界でも「この2人が関わっているから、すごい会社になる」と言われていました。</p> — <p><a href="http://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/700/102041.html" target="_blank">NHK生活情報ブログ:NHK</a></p>
<p>おおっ、General Magicだ!この会社には期待したよな。結局、レトロスペクティブにみると、登場が15年から20年速すぎたんだよね。</p>
<p>QuickDrawとMacPaintとHyperCard(どれをとってもアプリケーションの天才の技と言わざるを得ない。)を書いたビル・アトキンソンは今も写真家だけれど、ToolboxのUI系を書いたアンディー・ハーツフィールドは2005年にGoogleに入ってからGoogle+のUIを担当したんだよね。</p> (via <a href="http://kashino.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">kashino</a>)