<p>12月26日です。</p>
<p>12月25日午後9時頃目を閉じた父です。</p>
<p>心臓は動いていますが、深い眠りについてしまったようです。</p>
<p>呼んでも、体をさすっても、体をゆすっても</p>
<p>もう、目を開けることも、言葉を発することもありません。</p>
<p>モルヒネ投与を始めてから、深い眠りについて、</p>
<p>24時間を経過すると目を覚ますことが殆どなくなるそうです。</p>
<p>26日の父は、まさにこの状態なんですよね。</p>
<p>緩和ケアチームの主任さんがモルヒネ投与を開始してから毎日来てくれます。</p>
<p>「お父さん、目を開けなくても、きちんと声は聞こえてるし、体をさすっていることも全部感じているから話しかけてあげてね。」</p>
<p>主任さんの言葉で、知ったことですが</p>
<p>癌患者の最後は、モルヒネ投与が殆どになります。</p>
<p>そして、意識も父のようになくなります。</p>
<p>でも、それは薬を使っているから目を覚まさないだけで、意識はきちんと働いているそうなのです。</p>
<p>目を覚まさなくても、声をかけスキンシップを取ることが、患者に対して最高のケアになる。</p>
<p>その言葉が、私達家族を最後まで支えてくれました。</p> — <a href="http://www.fma-f.net/2009/01/4.html" target="_blank">モルヒネ投与から4日目 - 癌と転移~医療と家族の緩和ケア~</a> (via <a href="http://tiga.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">tiga</a>)