<p>新聞業界は、Web以前の世界へ戻りたいと思っている。各紙がそれぞれ小さな総合メディアで、何十ページにもわたって大量に記事があるが、その80%はがらくた、という世界だ。でも購読者は、一面の主な見出しと記事、ときには中のほうの記事も少々読む、というささやかに読み方に対して毎月の購読料を払っているのだ。〔余計な訳注:80%のがらくた記事は、(誰も見ない!)広告スペースを作り出すためのもの。〕</p>
<p>だから、今新聞に起きていることの本質は、ミニ総合メディアとしての新聞は死んだってことなんだ。今や誰も、そんなものをほしいと思っていない。新聞のサイトも、80%のがらくたを平気で並べているかぎりは誰も来ない。新聞も新聞のサイトも、これからは個々の記事の価値が勝負だ。良質な記事には、集積サイトのホームページだけでなく、Web上の至る所からリンクが付く。いろんなところから、読者が訪れる。まるでその記事には、ドアが何百万個もあるようなものだ。特定メディア〜特定コンテンツへの読者の縛り付け、という時代は終わった。このまったく新しい事態に早く適応した新聞には、十分に生き残りと成長のチャンスがある。</p> — <a href="http://jp.techcrunch.com/archives/20090816the-media-bundle-is-dead-long-live-the-news-aggregators/" target="_blank">新聞はもはや「なんでもあり(ミニ総合メディア)」が売りではなく、Web上で良質な記事が評価される時代</a> (via <a href="http://syoichi.tumblr.com/" target="_blank">syoichi</a>) (via <a href="http://yuco.tumblr.com/" target="_blank">yuco</a>)