「仮想」と聞くと、かなり前のことですが、日本IBMでシステムズエンジニアをしていた方が「virtualを仮想と誤訳した責任は我々にあります」と反省の弁を述べたことを思い出します。米IBMがvirtual memoryを発表した時、日本IBMが仮想記憶と翻訳しました。virtualの意味は「事実上の」「実質的」ですから、virtual memoryとは「本来のメモリーではないが事実上メモリーとして使える技術」を指します。ところが、仮想記憶と訳したため、実体がない想像上のメモリーという印象を与えてしまい、しかもそれ以後virtualという言葉が出て来ると必ず「仮想」と訳されるようになりました。同氏が「もっといい訳にしておけば」と悔やむ所以です。 — <a href="http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20100331/213753/?P=3&ST=spc_cloud" target="_blank">「言葉のインフレ」は経済のそれよりはるかに恐ろしい:日経ビジネスオンライン</a> (via <a href="http://shibata616.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">shibata616</a>, <a href="http://raurublock.tumblr.com/post/490069115/ibm-virtual" class="tumblr_blog" target="_blank">raurublock</a>) (via <a href="http://oglo.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">oglo</a>) (via <a href="http://hexe.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">hexe</a>)