このAll Things Dのニール・ヤングへのインタビューはとても面白いね。
http://allthingsd.com/tag/neil-young/
ニール・ヤングはこのインタビューで、21世紀の今の時代インターネットがラジオであると言い切る。音楽コンテンツの海賊行為こそが21世紀のラジオであり、音楽を普及する手段なんだ、とも言っている。
そして、ローレゾな(サンプリングレートが低い)デジタル音楽はただで配布するべきで、更にはいままでデジタル化されていない95%の音楽もデジタル化してみんなに自由に聴いてもらえばいいと話す。その一方で、現在1曲のダウンロードが30分も掛かるくらいの巨大容量を持つハイレゾなコンテンツは、本物の音楽を聞きたい人間に向けて販売し、そのコンテンツを再生するポータブルプレイヤーや再生機を充実させればいいと話している。確かにこれは一つの正論ではある。
おそらく96kHz/24bit以上の品質でエンコーディングされたデジタルオーディオコンテンツは有料にするべき、ということを言いたいんだね。ちなみに僕らも一時的にハイレゾオーディオを取り扱ったことがあるが、5分の曲を96kHz/24bitでFLACエンコーディングすると3GBくらいになる。