<p>奴隷は、奴隷の境遇に慣れ過ぎると、驚いた事に<br/>
自分の足を繋いでいる鎖の自慢をお互いに始める。<br/>
どっちの鎖が光ってて重そうで高価か、などと。<br/>
そして鎖に繋がれていない自由人を嘲笑さえする。<br/>
だが奴隷達を繋いでいるのは実は同じたった1本の鎖に過ぎない。<br/>
そして奴隷はどこまでも奴隷に過ぎない。</p>
<p>過去の奴隷は、自由人が力によって征服され、やむなく奴隷に身を落とした。<br/>
彼らは、一部の甘やかされた特権者を除けば、奴隷になっても決してその<br/>
精神の自由までをも譲り渡すことはなかった。<br/>
その血族の誇り、父祖の文明の偉大さを忘れず、隙あらば逃亡し、あるいは<br/>
反乱を起こして、労働に鍛え抜かれた肉体によって、肥え太った主人を<br/>
血祭りにあげた。</p>
<p>現代の奴隷は、自ら進んで奴隷の衣服を着、首に屈辱のヒモを巻き付ける。<br/>
そして、何より驚くべきことに、現代の奴隷は、自らが奴隷であることに<br/>
気付いてすらいない。それどころか彼らは、奴隷であることの中に自らの<br/>
唯一の誇りを見い出しさえしている。</p>
<p> (リロイ・ジョーンズ 1968年、NYハーレムにて)</p> — <a href="http://copipe.info/archives/10480" target="_blank">コピペ新聞 - 現代の奴隷</a> (via <a href="http://konishiroku.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">konishiroku</a>) (via <a href="http://yaruo.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">yaruo</a>) (via <a href="http://hustler4life.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">hustler4life</a>) (via <a href="http://wideangle.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">wideangle</a>) (via <a href="http://hanemimi.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">hanemimi</a>) (via <a href="http://katoyuu.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">katoyuu</a>)