<p>「団塊ジュニア世代」と呼ばれる現代の35歳。10年前ならば、35歳といえば家庭を持ち、会社で責任あるポストを任され、社会を担っていくはずの存在でした。それが現在では低所得化、未婚化、雇用の非正規化など、不景気のあおりを正面から受けています。本書はNHK「あすの日本」プロジェクトとして放映された内容を再構築したもの。1万人の35歳のアンケートデータから浮き彫りになる、35歳の「現在」をリアルに伝えています。</p>
<p> たとえば、年収。1997年には平均年収が500万~600万円だったのが、現在は300万円台。10年前よりも200万円は安くなっているのがわかります。35歳時点での出生率は0.86、また正社員の69%の人が、会社に対して不安に思うことについて「収入が増えないのではないか」と回答しています。</p>
<p> 今のままでも十分目を背けたくなりますが、この先20年後の日本は「ゼロ成長」「消費税18%」「医療費の自己負担額は現在の2倍」「失業率10%超」「年金30%カット」など、想像したくもない社会になってしまう可能性があるのだそうです。現在、日本の失業率は5.1%。15~24歳の若者に至っては失業率9.9%と、すでにその予兆は始まっています。</p> — <a href="http://www.webdoku.jp/tsushin/2009/12/21/006890.html" target="_blank">“35歳”を救え - WEB本の通信社|WEB本の雑誌</a> (via <a href="http://yuco.tumblr.com/" target="_blank">yuco</a>) (via <a href="http://plasticdreams.tumblr.com/" target="_blank">plasticdreams</a>) (via <a href="http://studiomu.tumblr.com/" target="_blank">studiomu</a>) (via <a href="http://tnk16.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">tnk16</a>) (via <a href="http://uessai-text.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">uessai-text</a>)