ガッツが全米映画俳優協会最優秀外国人俳優賞を受賞したとき<br/>受賞のお礼にと、受賞式の前に本当に貧乏な地区の孤児院とかジムを訪ねて<br/>麻薬
の売人を兄貴がやっているとか、母親がアル中だとか言う子供たちに<br/>ボクシングを指導してたんだと。<br/><br/>で、ガッツは受賞式の挨拶の中
で彼らのことに触れて<br/>「俺はとんでもなく貧乏なうまれで、本当に 彼らと全く変わらない育ちだった。<br/>ただ一つ違うのは、母が俺を信じてく
れたこと。<br/><br/>お前は馬鹿だし、私も貧乏でなにもしてやれない。ただ、お前を信じて やることだけはできる、<br/>っていつも言ってくれて
いた。<br/><br/>母さんはもう死んでしまったが、母親が子供を信じてくれるという、 母親でなくても<br/>誰かが信じてくれている、それだけで、
子供は自分を信じて努力して行けるんだ。<br/>だから、君たちが まけそうになったら、友達や家族を思い出してほしい。 <br/>そして友達や家族が負
けそうに なっていたら、彼のことを信じて励ましていてほしい。<br/>それだけで、何でも
できるようになるんだ。そういうことを彼らに伝えてあげたかった」<br/><br/>当然カタカナで書かれたカンニングペーパーを見ながらの英語の挨拶。<br/>最
初は笑い声も起こった会場がだんだん静まり返り、最後は観客全員立ち上がっての<br/>スタンディングオベイションとなった。 — <a href="http://mousouteki.blog53.fc2.com/blog-entry-8694.html" target="_blank">信じてくれる 続・妄想的日常</a> (via <a href="http://drhaniwa.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">drhaniwa</a>)