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中日新聞:親知らず、抜かずに切って後遺症知らず 愛知学院大グループ調査:社会(CHUNICHI Web)

現代人は歯の大きさに比べてあごが小さく、親知らずが斜めや横向きに生える人が少なくない。こうした親知らずは、骨の中の「下歯槽神経」とくっついている例が多い。抜歯して治療するのが一般的な治療法だが、神経が傷つくことがあり、0・4~5・5%の患者に後遺症が残る。

栗田教授は「神経とくっついているのは、親知らずの抜歯患者10人に1人くらい。中には、抜歯の後遺症からうつ状態になってしまう患者もいる。今回の調査で根を残す治療には後遺症がないことが分かり、広く浸透するきっかけになるだろう」と話している。