<p>そもそもカレー南蛮の「<ruby><rb>南蛮<rt>[なんばん]</rt>」はネギを指すのだが、大阪の「<ruby><rb>難波<rt>[な
んば]</rt>」がネギの産地だったため、「カレー難波」が転じて「カレー南蛮」になったとする説が有力らしい。</rb></ruby></rb></ruby></p>
<blockquote cite="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E8%9B%AE">
<p>「カレー南蛮」や「鴨南蛮」などでは、「南蛮」はネギのことを指している。なお、この用法に関しては「大阪の難波(なんば)がかつてネギの産地
だったことから転じた」とする説も有力である。すなわち、本来は「鴨難波」や「カレー難波」であったが、音が近いために、南蛮漬け等と混同して「南蛮」と
記されるようになったものであるという</p>
</blockquote>
<p>その一方で、カレー南蛮の「南蛮」がネギを指すという点では同じだが、「難波」ではなく「南蛮煮」に由来するという見解もある。</p>
<blockquote cite="http://www10.ocn.ne.jp/~sobakiri/4-3.html">
<p>大坂や上方には古くから南蛮煮という料理があって、角川古語辞典でも「新撰大阪詞大全」や「浪花聞書」などに「ねぶかにて炊いたものを南蛮煮
(なんばんに)(なんばに)と云う」とあって、ネギと南蛮煮の関係がわかる。</p>
</blockquote>
<p>途中「ねぶか」とはネギのことだ。</p>
<blockquote cite="http://www10.ocn.ne.jp/~sobakiri/4-3.html">
<p>江戸で「鴨そば」を「鴨南蛮」と呼んだ背景は、昔から上方にあった南蛮煮という料理の呼称をもじって品書きに載せたことがそのまま受け入れられ
て定着したのであり、一方、大阪や上方の「あんかけ南蛮」や「カレー南蛮」も、江戸とは多少違うが日頃慣れ親しんでいた独自の食文化であった南蛮煮(なん
ばに)の呼称をとったもので、つまるところどちらも大坂・上方の南蛮煮(なんばんに・なんばに)という料理名をもとに付けられた名前であったのではなかろ
うか。</p>
<p>そして江戸では、南蛮の字に忠実に「なんばん」としたのに対し、大坂や上方は南蛮煮(なんばんに)(なんばに)の後者の「なんば」を選んで名付
けたことが、東西での呼称の違いになったのであろう。</p>
</blockquote>
<p>いずれにせよ「南蛮」はネギ(長ネギ)を指すため、カレー南蛮とカレーうどんを麺ではなく長ネギかタマネギかで区別する場合もあるようだ。</p> — <a href="http://www15.atpages.jp/babameshi/sanchouan.html" target="_blank">三朝庵(カレーうどん、カツ丼発祥の店)@早稲田 - 高田馬場B級グルメ</a> (via <a href="http://tiga.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">tiga</a>)