これは日本の職場の問題点が残念ながら出てると思います。この動きそのものは素晴らしいですけれども、裏返して言えば、日々の職場の中で働きがいや働く意味が感じられないからこういう動きに向かうわけですね。まさに、『ありがとうという言葉を聞いたことがない。』『自分の仕事ってなんの役に立ってるんだろうか。』こういう今の時代の非常に大きな問題が背景にあると思います。<br/>
考えてみれば、ここ20年ぐらい我々があまり耳にしなくなった言葉がありますね。例えば 働きがい、例えば働く喜び。こういう言葉って、その昔はずいぶん日本の企業の職場では、あたりまえのように使われてた言葉。ところがこの20年間ぐらいは、よく聞く言葉は生き残り、勝ち残り、サバイバル。もうみんな追われるようにして働いて、そして殺伐とした職場の文化が生まれてるということがこの背景にあるんだろうと思うんですね。これはひと言で言えば、若い方々の無言の抗議の声。今の時代のあり方に対する抗議の声だと思いますね。 — <p><a href="http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2908" target="_blank">NHK クローズアップ現代 プロボノ</a></p>
<p>番組を観て、『プロボノをされている方々の多くが「本業では得られない達成感ややりがいを感じられるから」というの動機に上げている』というくだり に「プロボノというのは何かのはけ口なのかな?」という違和感があった(もちろん人の心は単純じゃないので、それだけが動機ということはないと思うけれ ど)。これは例の「社会貢献にカジュアルさが必要と言いつつ、実はストイックな姿勢を期待する」という心理なんだろうか。</p> (via <a href="http://syousei.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">syousei</a>) (via <a href="http://nakano.tumblr.com/" class="tumblr_blog" target="_blank">nakano</a>)