雑文

法線の「法」由来候補

法線/NORMALの「法」字は由来不明といわれる 新候補のひとつに「方ぶき(傾き)」なる中世語をあげ面の傾斜をあらわす「方」が同音の「法」になって面垂直線をあらわす数学用語「法線(ほうせん)」、鉛直面・きりたつ傾斜面をあらわす構築工学用語「法面(のりめん)」に展開したというのは成立するか

・「方ぶき」用例は『打聞集』(平安時代下旬~C.11C)に院政期の宛字として*1

参照:
1小林芳規『中世』(国文学解釈と鑑賞1969、PDF2MB)https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/2/25118/20141016150806485177/AN00265261_34-14_47.pdf

(変更 2023-09-15)

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